浴室で水漏れが起きる種類と原因
お風呂で想定できる水漏れは、蛇口、給湯器、換気扇、洗い場からの水漏れで下記に内容を掲載しておきます。蛇口
蛇口の水漏れは、蛇口の水漏れ、シャワーホースの水漏れ、蛇口の付け根からの水漏れの3パターンのトラブルが想定できます。蛇口の水漏れの原因は、蛇口のパッキンかカートリッジの老朽化が一般的です。シャワーホースの水漏れについては、シャワーヘッドの接続部分やシャワーホースの老朽化が起因していることが多い。蛇口の付け根からの水漏れは、蛇口の取付け部分のゆるみか亀裂が入っていることが原因です。
給湯器
給湯器の水漏れは、浴槽のヒビ割れ、浴槽の排水口の経年劣化、配管接続部の劣化、水抜き栓からの水漏れが多い。浴槽のヒビ割れは、経年劣化によって衝撃に弱くなることで起こります。浴槽の排水口劣化は、ゴム栓やパッキンの劣化が原因。配管接続部の劣化は、パッキンの劣化によるものほとんどです。水抜き栓からの水漏れは、給湯器内のトラブルにより、過圧防止安全装置が作動して起こっている可能性もあります。
換気扇
換気扇の水漏れは、壁からの水漏れとフレキダクトの破損が想定されます。壁からの水漏れの場合は、壁のタイルが剥がれ、そこから雨水が進入して換気扇から水漏れすることがあります。フレキダクトは、換気扇とベントキャップを接続しているものです。そこが亀裂や破損をすると結露水が逆流し水漏れとなりことがあります。
洗い場
洗い場の水漏れは、目地といわれるタイルとタイルの隙間にシリコン系のシーリング剤でコーティングされています。その部分が劣化してしまってヒビや割れ目が入ることが起因しておきます。新しくコーキングする場合には、古いコーキング材を除去してから作業を行いましょう。
シャワーが水漏れする原因について
シャワーから水漏れを起こす原因を見極めるためには、どのあたりから水漏れをおこしているかを確実にチェックすることから始まります。水漏れを生じさせたり引き起こしてしまうのは、本体や接続部、付け根、ホースなどである可能性が比較的高い確率で発生し、その部分を中心に以下でご紹介しておきます。
シャワーヘッド本体
本体から水漏れしている原因は、「残留水」「亀裂」「破損」が考えられます。
残留水とは、シャワーヘッドの中に残水していることで、シャワーを使った際に溜まることがあるからです。シャワーヘッドを上向きにすると水漏れが解決するようであれば、残留水が原因となっているので補修する必要がありません。
残留水でないケースでは、シャワーヘッドが何らかの原因で不具合を起こしている可能性があります。修理するときは、新しいシャワーヘッドを購入し交換する手順となってきます。
付け根
付け根から水が漏れているケースでは、部品の経年劣化や亀裂が考えられます。長年使用し続けていますとパッキンが硬化して劣化し状態が悪くなってくると水が漏れてくることがありますので、同形状のパッキンと取り替える必要があります。
蛇口との接続部
蛇口で不具合を起こしているケースですと実際に分解してみないと原因を確認しにくく、修理を自力ですることが困難な部分もあります。自分で修理をしてみたら、失敗して水漏れが止まらなくなるトラブルが発生してしまうことも考えられますので、できれば修理業者に修理依頼したほうが無難でしょう。
シャワーホース
シャワーを使う上で負荷がかかってしまうので何らかの原因でホースに亀裂ができたり穴があいたりしてしまうことがあります。そして、不具合を起こしてしまった部分から水が漏れてしまうことがあります。また、シャワーホースも経年劣化しますので、長期間ご使用されていると状態が悪くなっていることが考えられます。その場合には、交換したほうが無難でしょう。
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